類似コードを使って検索をしてみよう

商標登録をするときに欠かせない項目が「商標の類似」です。商標登録をする時に、既に登録されているものに類似しているものは登録することは出来ないのですが、この類似というのがどのラインまで適用されるかというのは多くの人が頭を悩ませる部分です。
そこで今回は商標登録における類似についてご紹介していきたいと思います。

商標の類似に関して

商標登録申請の数は年々増加している傾向にあり、一年あたり30万件以上の出願がされているそうです。今後もさらに出願数が増えていくと言われていますので、現在登録されている商標が類似しているかどうか確かめるには大きな手間がかかりそうです。

類似の検索には、特許庁が公開している特許情報プラットフォームを利用して検索します。
大きな検索方法としては、登録を予定しているものの名前やその名前を利用したいジャンルなどで絞り込んで行きます。
といっても、先程も言ったように常に新しい商標が登録されているような膨大なデータですので、ある程度的を絞って検索したほうが効率的です。

それには類似群コードと呼ばれる物を利用して検索を行います。類似群コードとは、ジャンル分けのようなもので例えば「シャンプー」や「ねじ」、「社名」などが挙げられます。しかしこの類似群コードも膨大な量がありますので、明確な目的がわからない商品(呼称など)はしっかりと考えをまとめた上で探してみましょう。

自分の商品を登録するために

この類似群コードが同じであれば、同じ名前の商品は使用することが出来ませんが、類似群コードが全く関係のないものなどは同じ名前で合っても使用できることがあるので、その場合は特許庁で確認したり、商標登録に詳しい弁理士に相談することで、問題解決に繋がります。

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